エンジニアとして、新しい技術に挑戦したい、スキルアップしたいという思いを抱えながらも、現状の開発環境でそれが叶わず、焦燥感を感じている方もいるでしょう。
日々の業務が保守運用中心で、新しい技術に触れる機会が少ない、そんな閉塞感を打破する一つの道が、自社開発企業への転身です。自社開発企業では、技術選定にエンジニアが深く関わる機会が多く、技術的な挑戦と学びの好循環が生まれます。

例えば、ECサイトを運営するG社では、急増するアクセスに対応するため、データベースをRDBMSからNoSQLデータベース（MongoDB）に移行する際に、入社3年目の若手エンジニアが中心となり、選定から実装までを主導しました。この経験を通して、彼はデータベースに関する深い知識と実践的なスキルを習得し、チームの中核メンバーへと成長しました。
自社開発では、ビジネスニーズと技術的な実現可能性のバランスを考慮しながら、最適な技術を選択する裁量が大きく、エンジニアにとって大きな成長機会となります。クライアントの要件に合わせた技術選定が必要となる受託開発企業での仕事とは、また違った面白さがあると言えるでしょう。

自社開発では、技術選定の自由度が高い分、責任も伴います。なぜその技術を選んだのか、メリット・デメリットは何か、将来的な拡張性や保守性はどうか、これらの点を論理的に説明し、チームを納得させる必要があります。しかし、この責任こそがエンジニアとしての成長を大きく加速させるのです。
技術への情熱を持ち、自身の成長を望むなら、自社開発という選択肢を検討してみてはいかがでしょうか。